安達蕉苑 SYOEN ADACHI

筆文字が持つ力

文字を書く機会が減った今だからこそ、筆文字に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。プロ書道家作品に限らず、筆文字はお店の看板やポスター、書籍など至るところで当たり前のように使われています。なぜ人は筆文字に魅了されるのか、筆文字が持つ力に迫ってみましょう。

温もりを感じられる

温もりを感じられる

流れるような躍動感のある書体、きっちりとした誠実な書体、アーティスティックに表現された書体など、個性豊かな書体は数多くありますが、どの筆文字にも共通するのは「温もりを感じる」ことです。なぜ筆文字には温もりが感じられるのでしょうか。

それは、作品の創作過程にあると考えます。書道家は作品を生み出す際、まず邪念を捨てることから始め、清らかな精神で紙と向き合います。自分の中でイメージをしっかりと膨らませ、筆先に思いを込めながら書くことで、愛情のこもった良い作品に仕上がるのです。デジタル上では綺麗に整頓された文字や図形を使用します。

しかしその中でも温かみのある人間らしさを求めるなら、ぜひ筆文字の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。温かみのある書道作品をプレゼントとして贈ることで、受け取られた方も幸せな気持ちになれると思います。

圧倒的な躍動感がある

圧倒的な躍動感がある

筆文字は筆の線に強弱を付けることで、力強さや勢いを表現できるのが特徴です。その圧倒的な躍動感は、まるで文字が生きているという感覚すら覚えます。そんな筆文字は見た目のインパクトも大きく、こだわりや高級感を伝える効果があります。

広告宣伝として筆文字が活用されるのはそのためでしょう。身の回りを見渡せば、お店の看板、街角のポスター、飲み物のラベルなど、筆文字による商品名やロゴが多用されていることに気づかされます。

躍動感のある筆文字に魅了され、書道教室ではサラリーマンや主婦、学生など男性・女性問わず幅広い世代の方が集中して筆を握ります。筆文字は書き方ひとつで雰囲気が変わり、書き手の気持ちが表れるものです。上手い下手ではなく、その一文字にどれだけ気持ちを込められるかどうかが大切だといえるでしょう。