たまには地元の話でも
名前を宮地岳という標高338.8mの山です。(地元では阿志岐山と呼ばれていると入居者様がおしえてくれました)
鉄塔も建っているし四王寺山や天拝山と同じぐらいの散歩に最適な標高なので、有名かと思いきや昭文社の山地図にも載っていません!!!
山歩き本やスマホの登山アプリでやっと名前が確認できました。
平成11年には阿志岐山城という古代の山城が発見されたそうで、インターネットで調べると、多数のブログやサイトで紹介されており、当時の歴史家や郷土史家の興奮がみてとれます。
白村江の敗戦で、防衛ラインが北部九州まで下がってしまい、築城ラッシュが起きた7世紀に築城されたものと推測されるそうです。大宰府政庁の南の備えとしてこれ以上の要害は見当たらないというのに、記録にも残らず平成11年まで埋もれていたのが不思議ですね。
興味がある方は、筑紫野市の報告書などに詳しく書かれているので、PDFで閲覧されるか、登山道も多数あるので、遺構をめぐる登山をされてはいかがでしょうか。
2020年11月04日 14:34